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おふくろから、「手に職を持ちなさい」と、小さな頃から言われていました。忙しいおふくろに代わって家族の料理を作っていた時期もあって、自然に料理人を目指すようになったんです。フランス料理の道に入ったのは、白いコートと帽子が格好いいから。ひとつ僕のポリシーとしてあるのは、「自分のコック姿に惚れろ」ということ。一生この仕事を背負っていく覚悟があるのなら、そうであるべきだと思います。あと、いつも店の者には、仕事も含めて「80%の力で人生を過ごせ」と言っています。残りの20%は、何らかの目標を持って、自分自身を高めるため、自分が楽しむために使って欲しい。そこで生まれる余裕が大切なんです。料理人を目指す若い方には、そういったことを心がけてもらいたいですね。 |