ナカムラは1949年の開校以来、たくさんの卒業生を輩出してきました。中でも、自分の地位を築きあげた「プロフェッショナル」に仕事の楽しさや調理師やパティシエとしての心構え、そして後輩へのエールをお聞きしました。
振り返ると、調理実習、能古島遠足、先生方、友だち、校長先生……、すべてが思い出深いです。今でこそ西洋料理を作っていますが、調理実習では「カツラむき」なんかもやりました。これが難しい。難しいからより一生懸命になってました。この道を目指す人に言いたいのは、「まず、継続。その先の目標を追え」ということ。 自分が望んで飛び込んだ場所なのだから、まず続けてみること。そして、続けることにより見えてくる目標を常に追うことが大事です。
卒業して改めて思うのは、「ナカムラ」というブランド力。「中村の卒業生です」と言うと、どのお客様も安心されます。いまだに背中を押してもらっているのを感じます。私の仕事は、料理教室の講師を務めたり、雑誌などにレシピを紹介するというもの。教室には男性もいらっしゃいますが、「家族に料理を振舞ったら評判がよかった」と笑顔で報告に来られる方も。料理に関わる仕事は人を幸せにします。だから、みなさんも夢を持って頑張ってください。
飲食店の家庭に育ったので、子供の頃から自然に自分も飲食業の道を歩むのだと思っていました。学校生活で一番心に残っているのは、実技テストと現場実習。実習は広島の中華料理店に行きましたが、そこの店長の紹介でホテルキャッスルの『桃花源』に就職することになりました。先代から店を任された今も、ジャンルを問わず多くのナカムラの仲間たちと繋がっています。新しいメニューから経営のヒントまで、みんなから得るものは多いですね。
お菓子教室を開いたり、焼き菓子の注文販売、食品会社の商品開発などをフリーの立場でしています。ずっと、お菓子つくりの仕事がしたいと思っていましたが、ナカムラに製菓学科が出来たタイミングをきっかけに、幼稚園の先生から製菓の道へと切り替えました。第1期生として参加した学園祭で、みんなに製菓技術科をアピールしようと6mの「巨大ウェディングケーキ」を作ったことが一番の思い出。みなさんも学校生活を思い切り楽しんでください。
どちらかというと出来のいい方ではなかったので、先生によく怒られました。ある時、レポートを出さずにいるとバイト先の中華料理屋まで先生がレポートを取りに来られて……。帰りにはレタスチャーハンを食べていってくれました(笑)今思うと、熱い先生が多かったなと思います。今考えているのは、自分が出来の悪い後輩たちをしっかり指導してあげられる立場になること。職場に尊敬できる先輩がいますが、自分も将来そんな立場になれたらと思います。
学園祭はもちろんですが、外部講師の授業は私にとってビッグイベントでした。特に月に一度の製パンの授業が楽しみで、「生地が生きている!」と感動したことを覚えています。実際にその先生との縁で今の職場で働けることになりました。商品開発の魅力は、提案したものが採用され、商品化されること。その喜びは何物にも代えがたいです。学校生活はあっという間ですが、その内容の詰まった時間は社会に出てから、きっと役に立ちますよ。
ナカムラは1949年の開校以来、たくさんの卒業生を輩出してきました。ここでは、今まさにプロの道を歩み始めた若き卒業生たちに今後の目標や仕事のやりがい、そして後輩へのエールをお聞きしました。
「ビバレッジ論」で有名なソムリエが講師として来られ、その姿を見て「これだ!」と思いました。今後の目標は、店目当てではなく、自分目当てで足を運んでくださる顧客を作ること。そんな意味もあって、最近、お店から個人の名刺を持たされました。常連のお客様が、最高級のワインを差し入れてくださるのですが、「味を勉強しなさい」というスタッフへの心遣いがありがたいです。
ナカムラに入って半年ほどで日本料理の道に進むことを決めました。
繊細な日本料理の仕事はやはり自分に合っていると思いました。ナカムラで学んだのは、声を出すことや仕事場をきれいに保つという、ごく基本的なこと。でも、料理をきれいに作ることはもちろんですが、仕事の後片づけもきれいな人は、いい仕事ができる人なんだと実際に働いてみて気付きました。
毎日、子どもたちの給食を作っています。「給食おいしかった」と声をかけてくれるのが、何よりも嬉しいです。先日、栄養士さんと一緒に献立を考える係りになりました。新しいメニューとして「ビーフンサラダ」を提案しましたが、好評でした。中村から集団給食に進む人は少ないかと思いますが、時間や給料が安定しているので、女性にはとてもよい環境だと思いますよ。
今はオーナーシェフのサポートをしていますが、いつかは自分で作った料理でお客様に感動してもらいたい。特にデザートをメインで作っていますが、今後はデザート以外の料理を勉強していくつもりです。
現場で一番大事なのは、料理を作る事よりも、挨拶や掃除を誰よりもきちんとすること。みなさんも学生のうちにあいさつや掃除をきちんとするということを学んでおいてください。
この職場は開放的な空間で、雰囲気が明るく、仕事がしやすいです。
また、オープンキッチンになっているので、目の前でお客様の喜ぶ笑顔が見れて励みになります。もっと上手になりたいから、先輩の技術は見逃せません。デコレーションのセンスを参考にさせていただいています。これからも初心と向上心を忘れずにもっと多くの方に喜んでいただけるように頑張っていきたいです。
小2のクリスマスにお菓子作りの本を親にプレゼントされました。それがきっかけでクッキーを作り始めました。学校の企業実習でもグランドハイアットにお世話になりましたが、そのときの印象がよかったのでここで働きたいと思うように。この仕事はつらいこともありますが、「好きこそ物の上手なれ」。お菓子作りが好きだという気持ちを忘れないで、お互い頑張りましょう。
菓子メーカーで和菓子の製造に携わっています。学校の授業で和菓子に魅了されて、この道に進みました。社会に出てみて思うのは、学生の時と責任の大きさが違うということです。時間配分や仕事の効率を考えたり、材料が無駄にならないように工夫したり。すべてが会社への貢献ににつながっています。
将来は、京都で和菓子についてもっと勉強してみたいと思っています。
学校で勉強した中で、ナッペ、搾り、パイピング等、基本的な技術がすごく役に立っています。基本が出来ていれば、違うことを要求されても、少し練習するだけで出来るようになると思う。あと、ルセット(レシピ)を自分で書くこと。学校でも書いていたので、今でもお店のレシピをまとめる仕事は楽しいです。今、3年目ですが、やっとパティシェの面白さがわかってきた気がします。
























