留学生紹介

ナカムラで学ぶ留学生の声を一部ご紹介

調理の技術だけじゃない。料理人の心や、文化まで学べる環境

季 泰珩さん

調理師科2年コース1年生

季 泰珩 さん イ テヒョン

韓国旗[韓国出身]

調理の技術だけじゃない。
料理人の心や、文化まで学べる環境

なぜ、ナカムラを選んだのですか?

実家が飲食店で、そこで父親が働く姿を見て育ったものですから、調理の専門学校に行くことは、私にとって自然なことでした。はじめは留学など考えておらず、ソウルにあるナカムラアカデミーに進学したのですが、そこで先輩や先生方に留学をすすめられて、考えが変わりました。
アカデミーの研修旅行に参加して、初めて福岡を訪れた時は、学校だけでなく、特別講師の方々のお店も見学しました。ナカムラの授業内容や、先生たちの雰囲気、熱意にも惹かれ、本格的に留学を決意。すぐにナカムラの魅力をアピールする資料をつくって父を説得し、日本語の勉強を始めました。

福岡での生活はいかがですか?

日本人の生徒はみんなとても優しく、すぐに馴染めました。入学前に語学学校にも行きましたが、私は人と話すことが好きなので、授業や勉強より、会話の中で日本語を修得する方が早かったです。今では留学生より日本人の友人と一緒にいる方が多いくらい。
ただ一つだけ誤算だったのは、福岡の気候です。実ははじめに研修旅行で福岡を訪れたのが秋だったので、私は福岡の街はずっとこの穏やかな気温が続くのだと思い込んでしまいました。当然ですが四季があり、冬は寒く夏は暑いです。九州は、日本の中では南の方にありますが、冬は雪が降る日もあります。留学する方は、オールシーズンの衣服の用意をお忘れなく!

ナカムラの授業、学校生活の感想は?

調理の技術はもちろんですが、衛生管理や食文化についてなど、座学での授業も充実しています。例えば食品の菌に関する講義では、最近は韓国でも飲食店の衛生管理がどんどん厳しくなっているので、「これは実家の店でも応用できるな」なんて考えが浮かび、とても実践的でした。
また洋食の歴史や文化についての講義では、ヨーロッパ各国の料理の違いを細かく教わり、その奥深さに驚きました。今まで知らなかった知識を学ぶことはとても刺激的で、授業はいつも集中して聞いています。家に帰っても、レシピを調べたり、友達と和食のお店を食べ歩いたりと、学校の中でも外でもたくさんの学びがあります。福岡はとても便利な都会なのですが、同時に九州全土から海の幸も山の幸も豊富に集まるため、食文化も非常に恵まれています。

アルバイトはしていますか?

福岡で有名な懐石料理の店で働いています。先生にお願いし、紹介してもらいました。結婚式や法事にも使われる、格式のある店なので、珍しい海鮮や高級食材を扱うことも多く、とても勉強になっています。
日本料理の職人は、食材一つひとつに、とてもきめ細やかな仕込みをします。季節感や器にもこだわり、盛付けは実に繊細です。料理というのは、レシピや調理技術だけでなく、その料理が生まれた背景や文化を知ることも大切だと思います。そういった意味でも、福岡の名店で働き、料理人たちの仕事ぶりを間近で見られることは、いい経験になっています。

留学生ならではの苦労や大変なことはありましたか?

日本人の生徒は、高校を卒業してすぐナカムラに入学した人がほとんどですが、留学生は一度、母国で大学生や社会人を経験した後に、入学する人が多いです。つまり大人になってから、もう一度、未成年と一緒に学校生活を送るということです。身だしなみなどの校則もありますし、自由な社会人生活とのギャップを感じるかもしれませんね。
ただ私は、こうした校則も含めて日本の文化だと思っています。これはどこの国でも言えることでしょうが、異文化や異世代のギャップを前向きに受け入れられれば、とても楽しく実りある留学生活になるのではないでしょうか。

将来の夢を教えて下さい。

ナカムラでは、和洋中の幅広い料理が学べますが、私は特に和食を深く勉強してきました。ソウルのアカデミー時代にも日本料理を学びましたし、アルバイト先も料亭です。せっかくなので、将来は日本料理に関わる仕事ができればと思っています。
ただ私の実家は、父が韓国の伝統料理の店を営み、兄が焼肉屋を経営していますので…私も一緒に働くことを、家族は期待しているかもしれません。進路に関しては、いずれ実家でじっくり話し合う必要があるかもしれませんね。

人生を変えた師匠との出会い教わったレシピと信念は、一生の宝物

任 広遠さん

製パン学科1年生

任 広遠 さん ニン コウエン

中国旗[中国出身]

人生を変えた師匠との出会い教わったレシピと信念は、
一生の宝物

なぜ、ナカムラを選んだのですか?

留学を決めたのは、アジアの先進国である日本で、レベルの高い授業が受けたいと思ったからです。インターネットで日本の学校を調べて、ナカムラの存在を知りました。これまでに1万名以上の卒業生を輩出した歴史ある学校で、卒業生の中にはミシュランの星を獲得したシェフなど、業界のトッププロもたくさんいます。この実績が、決め手になりました。
福岡に来てから、まずは日本語学校に1年通い、その後ナカムラの製菓2年コースに入学。お菓子もパンも学びたかったので、卒業後は製パン科に再び入学し直し、勉強を続けています。

福岡での生活はいかがですか?

学校のすぐそばで一人暮らしをしているのですが、日本語学校から数えると福岡生活も4年目。もうすっかり慣れました。休日には学校の友達とパン屋やケーキ屋を巡ったり、日本各地を旅行したりしています。東京、京都、熊本…いろいろ行きました。どれもいい思い出です。
福岡という街については、なんの予備知識もなく留学を決めたのですが、そんな私でも「来てよかった」と思えるほど、とても住みやすくいい街です。福岡の人たちはとてもあたたかく、先生たちも親切です。製菓コースを卒業した時も、先生たちが親身になって進路の相談に乗ってくれ、製パン科への再入学をスムーズに決めることができました。

ナカムラの授業、学校生活の感想は?

ナカムラでは、どのコースも基本からじっくり丁寧に教えてくれます。先生方は、業界の第一線で活躍されているプロの方々ばかり。特別講師として全国から多彩なジャンルのトッププロが集まり、直接指導して頂けます。
私が特に尊敬しているのは、福岡でもっとも有名なパン屋のシェフであり、フランスのパンコンクールで日本人女性として初の優勝を獲得したシェフ。
バゲット一つとっても、粉をこねず、低温でじっくり発酵させて、素材の良さを引き出します。シェフにはとても大切なことをたくさん教えて頂きましたが、中でも、1960年代から受け継がれているバゲットの製法に衝撃を受けました。このレシピは、一生大切にしたいと思っています。

アルバイトはしていますか?

先ほど話した特別講師のシェフのパン屋で、アルバイトをしています。シェフの仕事の現場をどうしても見てみたくて、自分から志願しました。シェフは今、フランスの新店にいるので、頻繁に会うことはできないのですが、それでも、店に残してくれたパンやレシピを見て、その心を感じることはできます。ナカムラに入学するために福岡に来て、そのおかげでシェフと出会えた。
福岡に来たから、シェフと同じ店で働くことができた。この巡り合わせは、私にとって本当に幸運でありがたいことでした。いいご縁に恵まれたことを、感謝しています。

留学生ならではの苦労や大変なことはありましたか?

やはり留学生が最初に苦労するのは、言葉の壁ではないでしょうか。授業はすべて日本語ですし、レポートも日本語で提出しなければなりません。今では、自分で電話して歯医者を予約したり、アルバイト先でも先輩たちと日本語でコミュニケーションが取れるほど、ここでの生活に馴染んでいますが、慣れないうちはレポートを一つ提出するのにも、ずいぶん時間がかかりました。
あと一つだけ、製菓コースの時にコンテストに出なかったことは後悔しています。授業と日本語の勉強で毎日忙しくて、コンテスト用の作品をつくる余裕がなかったのですが、これから留学する方々には、ぜひ時間をつくって参加してほしいと思います。めったにできない経験ですし、出場までの過程も含めて、勉強になると思います。

将来の夢を教えて下さい。

パンもお菓子も作れる職人として活躍したいです。私が敬愛しているシェフは、フランスのパンコンクールで優勝した後も、自分の立場に満足することをせず、「本場で自分の力を試したい」と、フランスに拠点をうつし、なんとそこで出店する夢をかなえました!このような生き方も含めて、尊敬しています。
いつかシェフのような人になることが、私の目標です。卒業後は一度中国に戻るつもりですが、どこにいてもシェフの教えは忘れません。情熱を持って、夢を追いかけていきたいと思います。

日本最大級の洋菓子コンテストで初受賞!いつか、自分のお店を持つことが夢

季 致瑩さん

製菓衛生師科(1年)1年生

李 致瑩 さん リ チエイ

台湾旗[台湾出身]

日本最大級の洋菓子コンテストで初受賞!
いつか、自分のお店を持つことが夢

なぜ、ナカムラを選んだのですか?

台湾の大学を卒業し、一度は就職したのですが、大好きなお菓子の世界で働きたくて、留学を決意しました。
日本伝統の和菓子は、今や世界中にファンがいますし、日本人パティシエも、海外で活躍している人が何人もいます。それほどに、日本の製菓技術の高さは有名です。また私は大学で日本語を勉強していたので、語学に関しても、あまり不安がありませんでした。
留学説明会に参加して、複数の学校を比較検討しましたが、やはり一度社会人を経験しているだけに、金銭面はシビアに考えました。ナカムラは授業料も魅力的で、1年間で集中して学べる製菓コースがあったこともありがたかったです。

福岡での生活はいかがですか?

福岡はとても住みやすい街です。九州で一番大きな都市なので、とても便利で、遊ぶ場所もたくさんあります。それでいて東京や大阪ほど家賃や物価も高くはありません。休日には友達と和菓子のお店に行ったりもしますが…今は、遊びより勉強が第一。
1年間という短期間で製菓を学ぶために、やるべきことはたくさんあります。朝と放課後は実習室が開放されるので、そこでわからないところを復習したり、コンテストに出す作品をつくったり。まさに寝る間も惜しんで学校に通いつめる毎日ですが、おかげで1月の卒業試験にも無事に合格しました。

ナカムラの授業、学校生活の感想は?

調理実習や製菓理論の授業など、充実したカリキュラムのほか、コンテスト出場などの機会もあるのが、刺激的です。私は、10月に開催された「ジャパン・ケーキショー東京」の学生部門に参加しました。結果は、マジパン細工で銅賞を受賞!1年コースの生徒の受賞者は私が初めてということで、先生方にも褒めていただきました。
出品した作品のテーマは「お正月」。台湾らしさを出したくて、人形たちには母国の伝統楽器を持ってもらいました。音楽隊や動物をたくさん飾り、賑やかな雰囲気が表現できたと思います。結果ももちろん嬉しかったのですが、それと同じくらい、コンテスト出場までの準備期間もいい思い出です。
デザイン画や基本細工は何度も練り直し、そのつど先生に見てもらいました。とても勉強になり、充実した作品づくりでした。

アルバイトはしていますか?

デパ地下にも出店している、有名なケーキ屋さんのセントラル・キッチンで働いています。
家から近かったので、自分で応募しました。毎日、驚くほどたくさんのケーキがつくられ、各店舗に運ばれています。学校の授業でも、ここまで大量生産をすることはないので、貴重な経験です。学校の紹介ではなく、自分でアルバイト先を決めることにも不安はありませんでした。
新しいことを始める時、今までと違う環境に身を置く時、誰でも不安はあると思いますが、私はそれ以上にワクワクする気持ちの方が強いんです。新しい出会いや経験が自分を成長させてくれると思うので…。学校だけでなく、こういう経験も留学の醍醐味だと思っています。

留学生ならではの苦労や大変なことはありましたか?

私は、もともと物怖じしない性格で、あまり苦労を感じないタイプ。オーストラリアでワーキングホリデーをしていた経験もあるので、海外での一人暮らしにも抵抗はありませんでした。
受け身の姿勢ではなく、自分から積極的に学ぶ姿勢があれば、充実した毎日が過ごせると思いますよ。コンテストの時も、たくさんの先生に指導してもらいましたが、これも出場者のために特別な授業があったわけではありません。実習室の開放時間に積極的に足を運んで、自分からどんどん先生に質問していきました。友達作りでも、普段の授業でも、まずは自分から話しかけることが大切だと思います。

将来の夢を教えて下さい。

パティシエになって、自分のお店を持つのが夢です。どんなに疲れている時も、おいしいお菓子を食べれば、幸せな気持ちになれるでしょう?そんな風に、私の作るお菓子で、人を幸せにしたいんです。そのためにも、まずは色々なお店で経験を積むことが必要だと思っています。
ワーホリで行ったオーストラリアも、大好きな国の一つで、いつかまた行きたいと思っているので、将来はそこでケーキ屋を出すのもいいかな…なんて、夢を膨らませています。